新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ 橘玲(幻冬者文庫)
サッカーの日韓W杯の際に、チケット争奪戦になったが、案外観客席は空席があった事を覚えている人も多いだろう。小生は、そのことにあまり疑問を持たずにいたが、本書はそのような疑問を出発点として、誰にも権利があり、ちょっと工夫をすれば得られることが多いにも関わらず、やっていない人が多い事について記載されている。そのことが黄金の羽根というわけだ。確かに、良さそう、もしくは人からやった方が良いと聞かされているのに、ちょっと面倒だったり、後回しにしたりして損失したりしていることは多い。
小生もようやくその損失に気がついて最近になって少しづつ始めたのが以下である。
1)ふるさと納税
やらない理由としては、原理がわからず面倒と言うことだったが、約5年くらい前からとりあえずやってみた。やってみるうちに、少しづつ原理が理解できるようになり、むしろ税金の勉強になった。やってない人は少額でも良いので始めることを勧めます。
2)iDeCO、NISA
これらの違いも話から買ったが、iDeCoは銀行員に勧められるままに始めた。税金の控除となり、額は多くないが節税になっている。ただ、理解するようになって運用先がこのままで良いのか(ある程度リスク商品あり)後回し中。
NISAは勧められるままに始めた投資信託の勉強の中で、銀行から勧められて始めた信託の手数料がかなり高い事に気づき、NISAで運用した方が良いと理解できるようになった。
まだまだ黄金の羽は落ちているのだと思う。まずは気づきから、そして始めるめんどくささの壁を超えていこう!
3)確定申告
ふるさと納税をするようになって、俄然確定申告にも興味が出るようになった。働いている仕事先の給料が少ないなと思っていても、実際はその会社が源泉徴収を多めに支払っていて、確定申告で帰ってくるため、実際の時給に換算すると、他のバイト先より給与が良かったりする。額面だけでなく、このように少しの勉強は必要だろう。その勉強が案外めんどくさく、壁になっているので、乗り越えられる人にとっては、まだまだブルーオーシャンである。これが著者が言う「黄金の羽根」である。
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