投稿

5月, 2021の投稿を表示しています

JCB フィッシングメール(かなり巧妙)

 下記のようなメールが届いた。送り主のメールは、本物と区別がつかなかった。 本物と思ったので、電話すると、コールセンターにつながった。 カードナンバーを聞かれたので、「ひょっとしてこの番号が怪しいか?」と思ったが、番号を伝え、名前も聞かれたので答えた。そうすると、こちらのカードの属性が回答で返ってきたので、JCBの正しい番号のようだ。(遅ればせながらネットで電話番号を知らせると、JCBのセキュリティー部署の電話番号であった) しばらく待っていると、JCBからメールを出してないとの返答。 JCBからはこちらのカード番号の下4桁を載せているとのこと。なので、電話番号は正しいが、文章中のアドレスがフィッシングとのこと。JCBからの正式メールでは、このようなリンクは貼ってないそうです。ご注意を! 送り主 security.mail@qa.jcb.co.jp 件名 カードご利用内容の確認のお願い =================================== 本メールはJCBカードのご利用にあたっての、大切なご連絡事項です。 そのため、「JCBからのお知らせメール配信」を「希望しない」に 設定しているお客様へもお送りしています。 =================================== いつもJCBカードをご利用いただきありがとうございます。 このたび、JCBの不正検知システムにおいて、 お客様がお持ちのJCBカードが第三者により不正使用された可能性を 検知しましたので、ご連絡を差し上げました。 つきましては、お客様に対応いただきたい事項があります。 お客様ごとに対応方法が異なりますので、次の対応手順をご確認ください。 【対応手順】 (1)カードに登録している携帯番号へ認証コードが記載されたSMSが届いているお客様    SMSに記載のURL(もしくはSMS記載の方法でカードサイト検索)へ  アクセスいただき、回答をお願いします。  ※個人情報の入力はありません。 (2)カードに登録している携帯番号へ認証コードが記載されたSMSが届いていないお客様    お手数おかけしますが、下の【お問い合わせ窓口】まで、  下記までご連絡ください。 https://間違えてクリックしない様にここは消してますがアドレスあり ※システム都合により本メールとSMSの送信され

新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ 橘玲(幻冬者文庫)

 サッカーの日韓W杯の際に、チケット争奪戦になったが、案外観客席は空席があった事を覚えている人も多いだろう。小生は、そのことにあまり疑問を持たずにいたが、本書はそのような疑問を出発点として、誰にも権利があり、ちょっと工夫をすれば得られることが多いにも関わらず、やっていない人が多い事について記載されている。そのことが黄金の羽根というわけだ。確かに、良さそう、もしくは人からやった方が良いと聞かされているのに、ちょっと面倒だったり、後回しにしたりして損失したりしていることは多い。 小生もようやくその損失に気がついて最近になって少しづつ始めたのが以下である。 1)ふるさと納税 やらない理由としては、原理がわからず面倒と言うことだったが、約5年くらい前からとりあえずやってみた。やってみるうちに、少しづつ原理が理解できるようになり、むしろ税金の勉強になった。やってない人は少額でも良いので始めることを勧めます。 2)iDeCO、NISA これらの違いも話から買ったが、iDeCoは銀行員に勧められるままに始めた。税金の控除となり、額は多くないが節税になっている。ただ、理解するようになって運用先がこのままで良いのか(ある程度リスク商品あり)後回し中。 NISAは勧められるままに始めた投資信託の勉強の中で、銀行から勧められて始めた信託の手数料がかなり高い事に気づき、NISAで運用した方が良いと理解できるようになった。 まだまだ黄金の羽は落ちているのだと思う。まずは気づきから、そして始めるめんどくささの壁を超えていこう! 3)確定申告 ふるさと納税をするようになって、俄然確定申告にも興味が出るようになった。働いている仕事先の給料が少ないなと思っていても、実際はその会社が源泉徴収を多めに支払っていて、確定申告で帰ってくるため、実際の時給に換算すると、他のバイト先より給与が良かったりする。額面だけでなく、このように少しの勉強は必要だろう。その勉強が案外めんどくさく、壁になっているので、乗り越えられる人にとっては、まだまだブルーオーシャンである。これが著者が言う「黄金の羽根」である。

日航123便 墜落の新事実: 目撃証言から真相に迫る (河出文庫) 青山透子

 日航機事故の時は小学生3年頃であった。長崎の祖父母の家に帰省途中の車の中、ラジオで一報を知った。その後しばらくは、日航機事故の話でもちきりであった。事故現場が中々わからなかったのを記憶しているが、それはクライマーズハイ(NHKのドラマ版がおすすめ)の影響なのか、その当時の記憶なのかは判然としない。そんなにも事故現場が分からないものかと不思議に思っていたが、この本を読んで、何と政府、自衛隊を含めた壮絶な隠蔽であるとのことであった。 事実かどうかは確実ではないが、証言を一つ一つ拾うと、自衛隊の誤射としか考えられない内容であり、今までモヤモヤしていたものがかなり明らかになった。一体どれだけの人が、この事実を墓場まで持っていった(持っていくと決めている)のだろうか。事故を知っている世代には是非読んでほしい本である。 https://www.amazon.co.jp/日航123便-墜落の新事実-目撃証言から真相に迫る-青山-透子/dp/4309417507/ref=sr_1_1?dchild=1&qid=1620526512&s=books&sr=1-1

お金は寝かせて増やしなさい 水瀬ケンイチ(フォレスト出版)

 投資の勉強をしないとなあと思っていたところ、本屋で目に入ったので、水瀬ケンイチさんの同書を読んだ。投資信託の非常に分かりやすい内容で、要約すると以下のようであった。 1)手数料の安いインデックスファンドを選ぼう 2)NISAやiDeCoも活用しよう 3)経済はリーマンショックなどの落ち込みもあるが、長い目で見れば成長し続けているので、一喜一憂せずに長期保有を 4)積立投資をしよう これだけ?と思われるかもしれないが、小生が理解したのはそれだけだった。 確かに、銀行の普通預金に預けてもお金は増えないので、早速月々の積立をしよう! 結局、 eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)を購入し、定期積み立てが王道!

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略 リンダ・グラットン(東洋経済新報社)

 リンダ・グラットン氏のインタビューは、いつも明瞭で分かりやすく示唆に富んでいる。ベストセラーになった、この本を遅まきながら読んでみた。 https://newspicks.com/book/630/article/2270596?ref=book_630  400ページほどあるが、言っていることは以下の数点に絞られる。 1)これからは長生きが当たり前になる。 2)教育、仕事、引退の3ステージは100年人生時代ではうまくいかない。 3)金銭、人間関係、仕事の資産は常にアップデートが必要。  年金をもらう年齢になって、これでは立ち行かないと気づくのは遅いので、一つの会社に所属するだけではなく、どんどん変わっていくべきとのこと。それは家庭を含めた人間関係も同様。楽しいことに集中し、かつ自己成長し続けていけば、高齢になっても楽しく仕事を続けられ、かつ金銭的な不安も解消されるとの内容であった。  真新しい事はなかったが、内容は同意できるものだった。